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夏の終わり(2015/8/27)
夏の終わりは切ない。
何でだろうか。他の季節が終わった時はそうでもないのに、夏だけが終わると妙に何故だか悲しくなる。
それは、一つには夏は終わりをはっきり感じさせる季節だからなのだと思う。
春や秋は気づいたら夏や冬に移っているという有様で、終わりというものがいまいち判然としない。
冬は終わると同時に春の到来が意識され、冬が終わるという感覚は春が始まるという感覚にとって替わられる。
故にどの季節にも終わりがあるにもかかわらず、夏だけがその終わりを強く感じさせるのではないだろうか・・・。

・・・つまり、
夏は終わり感がスゴイわけなのだ!
それはもうスゴイ終わり感なのだ!
夏!
そう、夏が終わろうとするならば、ウイロウ食いながら終わりだぎゃーと言いたくなるし、父親の葬式があったなら位牌めがけて抹香どストライクな感じで投げつけるわけですよ。吉法師、吉法師。
うーん、あと何だ。あ、味噌。何でも味噌をつけて食べます。味噌カツ美味いよね!
うん、それは終わり感じゃなくて尾張感だね。というかひどい、ひどすぎる文章だわ。脳を1ミリも使ってないぞ。それにしても俺の尾張のイメージは、語尾にぎゃー、ウイロウ、織田信長、味噌と随分と安直だ。

と、まあはしゃいだところで夏が終わるのを遅らせることができるわけでもなし。
いや~、今年の夏は(というか今年の夏も)夏らしいことは何一つしなかったなあ。
もう俺にできることと言ったら、
夏終わっちゃうよ、
夏が終わるの寂しいよ、
などと言って、他人をアンニュイにさせることだけだ。
うん、決めた。残りの夏はそうやって過ごそう。残り少ない夏は他人への嫌がらせに全力を尽くすのだ。

ハイ、そういうわけで夏終了です。

追記 油断してたら本当に涼しくなってた。