ウオドル ギャラリ

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鹿角剣の騎士
ファンタジーな一枚。異形の剣、鹿の角を模した剣を持つ女騎士。

それにしても凄い使いづらそうな剣だな。というか持ち運びしづらそう。
ま、普通の剣みたく直接攻撃に使うものじゃなくて、魔法剣、儀式に使うようの剣、マジックアイテムみたいなものだと思ってくださいな。

鹿というと草食動物なことと華奢で可愛らしいイメージのせいで、今の日本人からすると偉大な感じや神聖さは感じないと思うけど、意外と神話的には割と上位に位置づけられたりする。
春日大社の神使は鹿だし、ケルト神話のケルヌンノスも鹿角だ。

ちなみに筆者はファンタジーが好きなのだけど、その中でもやはりハイ・ファンタジーと呼ばれる重厚なものが好きだ。
何を以って、ファンタジーとハイ・ファンタジーを分けるのかというのは、それこそ人によってそれぞれだろうけど、俺自身が一つの基準にしてるのは「魔法」という存在のその世界での扱われ方かな。以下は俺が考えるハイ・ファンタジーな世界における魔法のありかた。

一つ、その世界では「魔法」が存在することは周知の事実である。
次に、その世界では「魔法」は偉大な力を持ち、人々は魔法に対し畏れを持つ。
最後に、その世界では「魔法」が使われることは滅多にない。

別の言い方をすれば、魔法が便利な道具・強力な武器にはなっていない。飽くまで、象徴的なマクガフィンや世界観の演出として登場する、といった感じでしょうかね。