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クアルンゲの牛争い
「女神転生」や「Fate」などのゲームでお馴染みケルト神話の英雄、クー・フーリン。日本ではそれほどメジャーではないかもしれないけど、アイルランドでは最大の英雄だったりする。
また半神半人の英雄の宿命か、悲劇的な最期を迎えるのだけど、それ故にあちらでは絶大な人気を誇っているそうな。
ちなみに「クー・フーリン」は「クランの番犬」の意。基本、美青年なんだけど、戦う時はグロテスクな(というかカッコ悪い)姿に変わってしまい、ちと残念。

クー・フーリンが手にしているのがゲイボルグ。腹砕きの槍という意味ですな。
ていうか、ショタっぽいな。ゲイボルグ持っているということは既に子持ちのくせに・・・。まあ、その息子もゲイボルグで殺しちゃうんだけどな!ついでに親友もゲイボルグで倒しちゃうぞ!

一応、断っておくと、ゲイボルグがカラスの形しているのは、勝手な創作です。
物語で語られているのは、ゲイボルグが師匠スカアハから与えられたということだけ。
そこで想像を逞しくして、魔槍ゲイボルグを造り出したのは、戦争と破壊の三女神バイヴ・カハの一柱モリガンじゃなかろうか、と。
モリガンはクー・フーリンとは関わりの深い女神なわけだし(最初、敵対していたが、後に味方になる)。
だったら、ゲイボルグの装飾は烏を模したものになるだろうなあ、と(バイヴ・カハは戦の烏の意)。
まあ、そんな感じで勝手にイメージを膨らませてみた。

イラストの説明すると、左上の女性はメイヴ、中央左側はフェルディア、その隣り中央右側はスカアハ、中央下がモリガン。
それにしても、バイヴ・カハとかは北欧神話のヴァルキリーと共通点があって、なかなか興味深いすな。