ウオドル ギャラリ

カスタム検索
今回もモンスター系、幻獣系。
ずばり鵺(ぬえ)です。

『平家物語』や『源平盛衰記』などに登場する物の怪。
その姿はサルの顔、
タヌキの胴体、
(胴体はトラになってる場合もある)
トラの手足を持ち、
尾はヘビ。
要は日本版キメラ(合成獣)ってことですな。

その鵺を自分なりに再解釈、新たな出自を考えてイラストにしたのがコレ。

かつて人食い虎の化物があった。
その化物は高位の僧によって退治される。だが、さすがの高僧も完全にその化物を滅することはできず、猿の面によって封ずるので精一杯だった・・・。
以後、面に覆われ、人どころか何も食らうことができなくなった虎は山に戻り、ひっそりと隠れ住んでいる・・・。

と、こんな感じで再解釈してみましたよ。
更に付け加えて、
鵺の鳴く夜は恐ろしい、の通り、鵺といえば「ヒョーヒョー」と鳴くと言われる。それも面を止めた螺子が咽喉に刺さって、かすれた声しか出ないのだ。という設定もあったりする。