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バナナカップケーキ・レシピ
これは少し解説が必要なイラストだろうなあ、ということで野暮は承知で自ら解説。

このイラストは、アナログで絵を描く人が絵をアップする際にたまにやることがモチーフになっているのです。
それは絵を上げる時、彩色に使った画材を絵と一緒に写真に収める、というもの。
例えば、色鉛筆で絵を描いたとして、その時使ったのが、青・赤・黄・緑・茶・橙の六本の色鉛筆だったら、その六本を完成した絵に添えて写真を撮って、その画像を投稿する、という文化が絵描きの間ではあるのですね。

この絵は、それのお菓子バージョンといったところだろうか。
と、解説してみたけど、実は俺もつい最近までそんな風習は知らなかった。
イラストに画材が添えられているのを見ても「何だ?オサレ感を演出してるのか、コノヤロー」とか「それともこれだけいっぱいの画材を持ってるアピールか、コンチクショー」とか思ってたりしてたのは内緒。

元々、これは去るバナナの日(そういう日があるのだ。ちなみに8/7)にバナナな絵を描こうとして思いついたアイデア。最初は単純にバナナの木を入れ込んだ絵にしようと思ったのだけど、バナナの木というものがあまりにも残念なルックだったのでそれは止めた。いや、バナナの実はあんなにポップなのにバナナの木は全然フォトジェニックな感じじゃあなかったすな。
で前述のアイデアに辿り着くのだけど、その時は描く時間がなく、結局完成はこんな時期になってしまった。
それにしても、もう少し後になっていたらクリスマスど真ん中な時だから「うわ、クリスマスケーキにカップケーキって(笑)」と嘲弄されてたこと請け合いなのである。