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バレンタイン(2015/2/13)
もう若いとはいえない年の筆者であるが、この年になっても改めて知ることや気づくことがある。
人間、いくつになっても勉強ですな。
そう、俺は今日改めて気づいたことがあるのだ。
その事実にかれこれ二十年以上もの間、気づかないでいたのだ。

表題の通り、明日はバレンタインデーである。
明日は特別スペシャル・デー、なのである。
一年一度のチャンス、なのである。
OHダーリン♪デュワ♪OHダーリン♪デュワ♪ILoveYou、なのである。
このフレーズ、聞き覚えはないだろうか。
そう、バレンタインと言えば必ず連想される、おニャン子クラブの国生さゆりさんのあの曲の一節である。
おニャン子世代でなくても、この時期になるとどこかしらで耳にするから、この曲自体は有名だろう。
それでは、一つ、皆でこの曲を唱和しよう。
サン、ハイ!

シャラララ♪素敵にキッス

シャラララ♪素敵にキッス

明日は特別スペシャル・デー

一年一度のチャンス

OHダーリン♪OHダーリン♪ILoveYou

ふぁれもがふかれてはーにがる

はれひのはーとをひとへへ(気が違ったわけじゃないよ。著作権的なものを考慮してのことだよ、以後、鼻歌的にお歌いください)

OHべいびー、でゅわ、でゅわ

OHべいびー、らぶみづー

あふぁいあふぁい恋のチョコレート

あふぁたにあげてみても

へだちはしないから

私ちょっと♪最後の手段で♪決めちゃう(お、急に正常復帰。そしてサビの・・・)

バレンタインデー・キッス♪

バレンタインデー・キッス♪

バレンタインデー・キッス♪

リボンをかけて♪

シャラララ・・・


と以上が曲の一番なのだが、では果たしてこの曲の曲名は?

正解は・・・『バレンタイン・キッス』

えええ・・・『バレンタインデー・キッス』じゃないの?
サビで散々、バレンタインデー・キッス言ってたじゃないの。
この曲、初めて耳にした時から今日の今日まで、ずっとバレンタインデー・キッスだと思ってた。
それがバレンタイン・キッスだったなんて。
何か知らないけど、ちょっとショック。


しかし、何で作詞者の秋元康さんはわざわざ曲名をサビとは変えたのか。
バレンタインデー・キッスにしたところで、問題はなさそうである。
というか、そっちの方が歌詞と統一されてて良いと思うのは素人考えか。逆に歌詞を曲名に合わせるのは譜割りの関係から、よろしくないというのはわかるけど。
ということは、わざわざバレンタインデーをバレンタインに変えたのにはそれなりの意味があるということか。

これは考えるに、曲名のバレンタインは歌詞に出てくるバレンタインとは別の意味、バレンタインデーのことを略してのバレンタインではない、ということではなかろうか。

では何なのか。
ずばり、それはバレンタインデーのできるきっかけになった聖人のバレンタインのことだろう。

つまり、この歌は聖バレンタインがバレンタインデーにキスかましちゃうよ。そういう曲なのだ。
禁欲生活が限界まで来た聖職者バレンタイン(おそらくは老人、イメージではヒゲモジャ)がキス迫っちゃうよ、そんな悲しい恋の歌なのだ・・・・・・。ホントかよ。