シースルーエレベーター
過日、横浜に行った。横浜の某百貨店に行った。一応仕事である。
仕事内容はその百貨店で行われる催事の物販準備。
仕事自体はつつがなく終わり、撤収することに。
ちょっと店内をぶらついていこうかと思い、従業員用の出入り口は使わず、売り場を通って帰ることにする。
フロアの案内地図に目をやると地図の上部には「北エレベーター」、そして左側には・・・
「シースルーエレベーター」とあった。
シースルーエレベーターとはなんぞや。
恥ずかしながら初めて耳にする言葉だ。
どんなものか考えてみた。
で、出した結論。
エレベーターガールの衣装がシースルー。
うん、そうだ。そうに違いないよ。
決してガラス張りで外が見えるエレベーターのことだなんて、夢のないことは、俺は言わない。
自分の仮説を検証すべく、現在地に近い北エレベーターには乗らず、シースルーエレベーターへ向かう。
夢破れた時のため、自分に言い聞かせる。
エレベーターガールの衣装がシースルーだからって過度な期待は禁物だ。
シースルーといっても、それほどシースルってない衣装かもしれない。
いや、そもそも着ている人物が美人とは限るまい。
ひょっとしたらカワイクない娘かもしらん。
それどころか醜女かもわからん。
大事な点を見落としていた。
シースルーのエレベーターガールではなく、
シースルーのエレベーターボーイだってこともあるのだ。
・・・なんか今ちょっとジーオーグループの大神会長を思い出した。会員は家族です。
様々な可能性を考慮しつつシースルーのもとへ。
あ、ガラス張りのエレベーターである可能性は無視な。
そして、たどり着いた。
ガラス越しの横浜の街並みは綺麗だったよ。