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キャンプ
マンガ好き、アニメもそれなりに好き、ネットも少々。という自分は間違いなくインドア派だろう。
それにも関わらずキャンプへ行く。
ピークで季節ごと年4回くらい行っていた時期もある。最近は減ってきたが、それでも年1回くらいはキャンプをしているように思う。
キャンプに1回も行ったことがないという人がそれなりにいることを考えれば、これは行っているほうだろう。キャンプを趣味と言っても差し支えないように思う。
何故キャンプへ行くかというと理由は単純。友人にアウトドア好きの友人がいるから。と書くと友達が沢山いてそのうちの1人がアウトドア好き、みたいな感じになるので訂正する。友人もほとんどおらず職場と家を往復するだけの毎日唯一人とのつながりを感じられるのがPCを立ち上げネットに接続する時だけという俺の数少ない友人の一人がアウトドア好き、なので俺もいきおいキャンプをするようになったのだ。あ、ここまで卑屈になることはないですか。

とまれキャンプの醍醐味は沢山ありすぎて語るに尽くせない、といいたいところではあるのだが、ただ人に誘われたからという理由だけでキャンプに行っているのでいまいちその魅力がわからなかったりする。
強いてあげるなら、火を見るのは楽しい。薪をくべて炎があがるのをウットリ眺めて酒を飲むのは良い。と、こんな書き方するとあぶない感じがするな。健全な表記にするならキャンプファイヤーは楽しい。
燃ーえろよ、燃ーえろよ、炎よ燃えろ、つう感じで。とにかく闇の中に火の粉が舞い上がって消えていくのはいいのです。
あとは、夜中に他人のテントをてのひらで押すのは楽しいらしい。吉田戦車が『はまり道』という本の中でそう言ってた。

俺にはキャンプの楽しいところを挙げるのは難しいようなので、あえて嫌な点を挙げてみる。

その一、荷物が多い。
普通の泊りの時に用意するもの、着替え・洗面用具などの他に、ガスストーブ・包丁・まな板・コッフェル・コップ・フォーク・スプーン・ランタン・ヘッドライト・シュラフ・テントなどを用意しなければならない。

その二、寝心地が悪い。
通常はキャンプ用マット(通称銀マット、略して銀マ。別バージョンで金マもある。なんだか金マのほうがちょっと偉そう)を下に敷いてシュラフ(寝袋を通ぶって書くとこうなる)で寝る、のだが、これが結構辛い。
マットといっても薄いし、シュラフも当然布団なんかよりは全然薄くて寝てて背中が痛くなる。更にはテントサイトが河原で地面が砂利だった日には軽く徹夜。

その三、虫が多い。
やっぱり大自然。どこかの異星生物かと見紛うほどに足の長い奴とか、足がいっぱいの奴とか。気持ち悪いのいっぱいいるぜ。あとメジャーどこで気色悪いのは、カドマウマ、ん違うカドウママ、いやカマドウマか。通称便所コオロギ。略称便コロ。
実害があるところでは、蚊。キャンプだとハーフパンツなことも多いし、喰われまくり。酒も飲んで体温上昇に発汗で、更に喰われまくり。

その四、風呂に入れない、ことが多々ある。
キャンプのハイシーズンといえば夏。でも汗を流す風呂は普通キャンプ場にはない。あってもシャワー程度。シャワーすらないところも結構ある。不快だ。

何だか思いのほか嫌な点がスラスラあがって、自分でも何故にキャンプに行くのかわからなくなってきた。
とにかく上記の嫌な点を意に介さない剛の者はキャンプに行くのがよい。
ま、上記の嫌な点が本当に嫌な人も行ってみれ。何か発見があると思われ・・・。